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2016年10月

フッ素のおはなし①

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フッ素(フッ化物)は歯にとって強い味方です。原料は自然界にある元素のひとつで、お茶や魚介類など多くの食品にふくまれていて、歯や骨をつくるために大切な役割を果たしています。

生えたての歯の資質は弱く、むし歯菌の酸に溶かされやすいですが、またフッ素を吸収しやすく強くなりやすい時期でもあります。なので、生えたての歯にフッ素は特に効果的なのです。

予防先進国の北欧(フィンランドやスウェーデンなど)では、「フッ素なしではむし歯予防はできない」と考えられています。

当院では定期的な来院によるフッ素塗布をお勧めしています。

参考文献:歯から始める健康の育て方

 

『お口ポカン!』ではありませんか?

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当院の矯正患者さまの9割の方に見受けられるのが、お口が開いたままのお顔です。

さて、お口が開いたままでは何が悪いのでしょうか?

口があいたままだと、数多くの弊害があります

①口呼吸になる
②かみ合わせが不正になる
③発音に影響する(特にカ行、サ行が困難)
④鼻から下の顔貌が長くなる
⑤前歯が出っ歯になる
⑥唇がへの字になる
⑦風邪をひきやすい
⑧猫背姿勢になる
⑨落ち着きがなく、集中力に欠ける
⑩鼻の病気になりやすい
⑪口臭がある
⑫アレルギーの病気になりやすい

など、体への悪影響がでてくるリスクが高いです。なので、当院では舌のトレーニングなどを治療と平行して行っています。
お口ポカンは決して、子どもだけではありません。家族でテレビを見ているときや、ゲームをしているとき、勉強をしているときなど、こっそりと観察してみてください。

指しゃぶりはいつまでなら?

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習癖(しゅうへき)には、指しゃぶり、爪かみ、ハンカチ(タオル)しゃぶりなど赤ちゃんの頃から口に入れる習慣は唇や歯並び、発音に影響します。

この画像は長い間指しゃぶりをしてた子どもです。歯並びへの影響は、上の前歯が出っ歯になったり、上下の前歯がかみ合わなかったり、奥歯のかみ合わせが逆になったりします。

では、いつまでに止めると正常な歯並びになりますか?と、聞かれますが・・・一概に、指しゃぶりの継続年数もさることながら、どれくらいの力で吸っているかなど、個々に違いがあります。しかし、当院では3歳を過ぎてるようならばできるだけ積極的にやめることをすすめています。

どうしたら指しゃぶりを止めれますか?

①できるだけ、親子のコミュニケーションをとる時間を作る
②絵本の読み聞かせ「ゆびしゃぶりやめれるかな」(わかば出版)
③寝るときには手をつないで一緒にねる
④指人形をつけて、お願いごとをする
⑤一日、指しゃぶりをしなかった日はカレンダーにお気に入りのシールを貼る
⑥指しゃぶり防止マニュキア(かなり苦味がある)を爪にぬる

など、保護者の工夫で皆さん成功されています。

子どもが歯みがきを嫌がります・・・

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医院では、たびたびこのような質問を受けることがあります。しかし、3歳未満の子どもにとっては歯みがきの大切さを理解するのは難しいことです。なので、先ず嫌がる原因を探ってみましょう。

イヤがる原因ってなんだろう・・・

①子どもが眠い時や遊びに夢中な時に歯みがきをしていませんか?
②歯みがきの時に無理やり体を拘束したり、口を引っ張ったり、唾がたまって苦しい思いをしてませんか?
③歯みがきの力(圧)が強くないですか?
④唇の筋や舌の筋を歯ブラシで傷つけたりしていませんか?


保護者の方は、あまり神経質にならず、子どもとのコミュニケーションの一つとして、歯みがきの楽しさの概念を伝えていただきたいと思います。保護者の方がたのしく歯みがきをするなど。
なにごとも継続は力なりです。今日がダメでも、明日があるくらいの気持ちで取り組みましょう。

また、歯みがき以外にも日常から糖分コントロールやフッ化物塗布などでもむし歯の軽減につながります。

乳歯の生える時期の目安

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