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注目のコラム

軟らかいばかりの食べ物は歯並びに悪影響!

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虫歯が減る一方、歯並びの悪い児童が増加中

歯は、内側の舌と外側の唇や頬の筋力のバランスが取れた位置にはえる。バランスが崩れると、歯並びが悪くなることが多い。なので、『お口ポカン』の口呼吸をしている子供たちは見過ごせません。

縦にしかかめない子供たち

いつまでも、口をクチャクチャとしきりに動かしている割には口の中に食物が残っている幼稚園児。顎先の動きをみると、縦方向にしか動いていない。本来硬いものをかむ際にすりつぶすような左右の動きが見られないのです。このように、歯を単純に縦方向にしか動かすことを知らなければ、小学校高学年につれ歯並びが悪くなる可能性が高まります。

近年、歯並びの悪い子供は増加傾向と言われています。厚生労働省の歯科疾患実態調査を見ると、12~15歳で凸凹デコボコ状態(叢生・ソウセイ)の歯並びをしている割合は、2005年の35%から2011年では44%に増加しました。2017年現在では、まだ増え続けていることでしょう。

学童期がカギ

歯の位置がほぼ決まるのは乳歯から永久歯に生え変わる学童期。この時期にまさに歯を左右に動かすかみ方ができるか否かで、小学校6年生時には歯並びが改善されているか、ねじれて悪化するかに分かれる。
かむ際に歯を左右に動かす刺激こそが、下あごで内向きに生える奥歯を真っすぐな角度にかえていき、上あごの横幅の成長を促す。歯の並ぶスペースが広がり、永久歯に生え変わってもきちんと収まり正常な歯並びにつながります。

「昔よりあごが小さくなったから歯並びが悪い」と言われるが、縄文人も現代人も下あごの骨自体の大きさはかわらない。現代人の方が歯が内側に傾いているために歯列の周長が短くなっているのが原因と言われています。硬いものを食べるときの歯を左右に動かす機会が少なくなっていることが影響しているのです。

歯並びは決して見た目だけの問題ではありません。重なり合った歯の汚れから歯周病になれば、歯を喪失するリスクも高くなります。また残された歯の本数で認知症のリスクも変わります。幼児期、学童期にこそわが子の食べもの、食べ方の観察は大切な親の役目であるといえるでしょう。

参考資料:毎日新聞
     日大松戸歯学部矯正学(葛西教授)
     床矯正研究会主幹 鈴木設矢院長

 

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