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幼児の歯

3~5歳

デンタルフロス

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デンタルフロスってなに?

歯と歯の間についた汚れや食べ残しを取るためのナイロン製の繊維を束ねた糸のこと。歯科医院専売のものからそうでないものまで、糸の細い=太いもの、リボンのように平たいもの=ねじれたもの、Waxありのもの=Waxなしのものなど、様々なものが販売されています。用途は適応によってかわってきます。また、ブリッジ用のフロスやワイヤー矯正用の特殊なフロスもあります。

デンタルフロスは何歳から使うの?

当院では小学校に入る前からフロスのお話をしています。まだ、乳歯列で歯と歯の隙間がしっかりあれば永久歯に交換してからでもよいでしょうが、最近では隙間のない乳歯列のお子様が多いので使用することをお勧めしています。
なので、幼稚園の乳歯列のお子様でも歯と歯の間に隙間が無ければ、必ずご使用をお勧めしています。

デンタルフロスの種類(Waxあり・Waxなし)とのちがいは?

通常は、歯と歯の間に簡単に滑らせることができるWaxありのものをお勧めしています。また、歯並びが凸凹デコボコの場合や、詰め物がいびつな形であったり、とがっていたり、研磨不良の場合などはフロスがほつれて切れやすいためにWaxありのものをお勧めしています。

しかし、歯並びに問題もなく詰め物などもない場合はWaxなしのものをお勧めしています。

ところで、Waxありのものと、ないものでの除去効果については、ある歯科衛生士学校の生徒さんに数種類のデンタルフロスを数日間使い分けてもらい、その後口腔清掃した結果差が無かったとなりました。

デンタルフロスを使用していないと、どうなるの?

デンタルフロスでの歯と歯の間の掃除を怠ると、隣り合わせの歯が2本とも虫歯になることがあります。
また、デンタルフロスを通していないと、歯茎に汚れがたまったままで歯肉炎になりやすくなります。
歯ブラシとは目的が違うので、小さいころからのデンタルフロス習慣をつけましょう。

 

 

軟らかいばかりの食べ物は歯並びに悪影響!

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虫歯が減る一方、歯並びの悪い児童が増加中

歯は、内側の舌と外側の唇や頬の筋力のバランスが取れた位置にはえる。バランスが崩れると、歯並びが悪くなることが多い。なので、『お口ポカン』の口呼吸をしている子供たちは見過ごせません。

縦にしかかめない子供たち

いつまでも、口をクチャクチャとしきりに動かしている割には口の中に食物が残っている幼稚園児。顎先の動きをみると、縦方向にしか動いていない。本来硬いものをかむ際にすりつぶすような左右の動きが見られないのです。このように、歯を単純に縦方向にしか動かすことを知らなければ、小学校高学年につれ歯並びが悪くなる可能性が高まります。

近年、歯並びの悪い子供は増加傾向と言われています。厚生労働省の歯科疾患実態調査を見ると、12~15歳で凸凹デコボコ状態(叢生・ソウセイ)の歯並びをしている割合は、2005年の35%から2011年では44%に増加しました。2017年現在では、まだ増え続けていることでしょう。

学童期がカギ

歯の位置がほぼ決まるのは乳歯から永久歯に生え変わる学童期。この時期にまさに歯を左右に動かすかみ方ができるか否かで、小学校6年生時には歯並びが改善されているか、ねじれて悪化するかに分かれる。
かむ際に歯を左右に動かす刺激こそが、下あごで内向きに生える奥歯を真っすぐな角度にかえていき、上あごの横幅の成長を促す。歯の並ぶスペースが広がり、永久歯に生え変わってもきちんと収まり正常な歯並びにつながります。

「昔よりあごが小さくなったから歯並びが悪い」と言われるが、縄文人も現代人も下あごの骨自体の大きさはかわらない。現代人の方が歯が内側に傾いているために歯列の周長が短くなっているのが原因と言われています。硬いものを食べるときの歯を左右に動かす機会が少なくなっていることが影響しているのです。

歯並びは決して見た目だけの問題ではありません。重なり合った歯の汚れから歯周病になれば、歯を喪失するリスクも高くなります。また残された歯の本数で認知症のリスクも変わります。幼児期、学童期にこそわが子の食べもの、食べ方の観察は大切な親の役目であるといえるでしょう。

参考資料:毎日新聞
     日大松戸歯学部矯正学(葛西教授)
     床矯正研究会主幹 鈴木設矢院長

 

問題ある歯並び(不正咬合・ふせいこうごう)

問題のある歯並び(不正咬合)を放っておくとどうなる?

  1. きれいに歯磨きができないから虫歯になりやすい
  2. 歯がうまく嚙み合わないと、食べることができない
  3. 発音がきちんとできない(サ行・タ行)
  4. 口内炎ができやすい
  5. 顎の形がゆがんだりすることもある
  6. 顔ぼうが変化して歪むこともある
  7. 体のバランスがとりにくい
  8. 脳への刺激が少ないので、集中力や忍耐力の欠如
  9. キレイな笑顔になりません など

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さて、この上の絵の中にあなたの歯のタイプがあったら要注意です!

開咬(かいこう)

舌の悪い習癖でなることがあります。または、いつまでも指しゃぶりしていた場合もこのように、奥歯をしっかり嚙み合わせてても、上下の前歯に隙間がある状態。そのため、前歯でものを噛み切ることができないうえ、発音もきちんとできないことが多いです。

過がい咬合

上の前歯が下の前歯に深く被さっている嚙み合わせのこと。中には、深く噛みこんでいるため、下の前歯が上顎に接触して痛みを訴える場合もあります。見た目的には、悪く見えないこともあるのですが、下顎が動かしづらく顎の関節に負担をかけていることが多いです。

交叉咬合(こうさこうごう)

正しい歯並びは上の歯が下の歯に被さっているのですが、逆になっている部分がある噛み合わせのこと。鼻筋から前歯への正中線がずれていることも多い。後天的な原因で、片側だけでものを噛んだり、頬杖をついたりしてもなることがあります。

受け口(反対咬合

咬み合わせたときに下の歯が連続して3本以上、交叉咬合になっている噛み合わせのこと。この場合は、外科的手術が必要となることもある。

出っ歯(上顎前突・じょうがくぜんとつ)

真横から見たときに、上の前歯が前に飛び出ている嚙み合わせのこと。この場合、出ている前歯が邪魔をして唇が閉じないことが多い。

乱ぐい歯(叢生・そうせい)

歯並びが凸凹だったり、高さもガタガタしていたり、重なって生えていたり、八重歯になっている噛み合わせのこと。このタイプの不正咬合が最も多い。

すきっ歯

歯と歯のあいだに隙間がある噛み合わせのこと。歯の大きさがそもそも小さかったり、歯に比べて顎が大きすぎることなどが原因。歯の本数が不足していることもあったり、歯茎に埋まったまま出てこなかったりする場合もあるので、レントゲンで確認することが大切です。

 

 

矯正Before~After(マウスピース版)・受け口(反対咬合)

幼稚園児のA君がお母さんに連れられて来院されました。

診るとすでに上の前歯4本が内側に入っています。このような歯並びを反対咬合(受け口)と呼びます。
この歯並びは、これからのA君の顔貌を一生左右します。
まず、前歯を使ってかみ切ることができないので、中顔面が前方に発育することができません。正面からの顔は凹凸のない平面ぽく、横から見ると三日月顔またはうりざね顔となります。

反対咬合が見つかるとできるだけ早い時期に来院されると、マウスピース治療で比較的早く治すことも可能です。

A君の場合は、半年もかかりませんでした。上の前歯が正しい位置にきたので、ひとまず安心です。
これからは生え変わりがはじまるので、咬断運動(前歯を使って食材をかみ切ること)によって発育空隙(前歯の隙間)をいかに作れるかがA君の大切な仕事となります。

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フッ素のおはなし①

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フッ素(フッ化物)は歯にとって強い味方です。原料は自然界にある元素のひとつで、お茶や魚介類など多くの食品にふくまれていて、歯や骨をつくるために大切な役割を果たしています。

生えたての歯の資質は弱く、むし歯菌の酸に溶かされやすいですが、またフッ素を吸収しやすく強くなりやすい時期でもあります。なので、生えたての歯にフッ素は特に効果的なのです。

予防先進国の北欧(フィンランドやスウェーデンなど)では、「フッ素なしではむし歯予防はできない」と考えられています。

当院では定期的な来院によるフッ素塗布をお勧めしています。

参考文献:歯から始める健康の育て方

 

『お口ポカン!』ではありませんか?

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当院の矯正患者さまの9割の方に見受けられるのが、お口が開いたままのお顔です。

さて、お口が開いたままでは何が悪いのでしょうか?

口があいたままだと、数多くの弊害があります

①口呼吸になる
②かみ合わせが不正になる
③発音に影響する(特にカ行、サ行が困難)
④鼻から下の顔貌が長くなる
⑤前歯が出っ歯になる
⑥唇がへの字になる
⑦風邪をひきやすい
⑧猫背姿勢になる
⑨落ち着きがなく、集中力に欠ける
⑩鼻の病気になりやすい
⑪口臭がある
⑫アレルギーの病気になりやすい

など、体への悪影響がでてくるリスクが高いです。なので、当院では舌のトレーニングなどを治療と平行して行っています。
お口ポカンは決して、子どもだけではありません。家族でテレビを見ているときや、ゲームをしているとき、勉強をしているときなど、こっそりと観察してみてください。

指しゃぶりはいつまでなら?

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習癖(しゅうへき)には、指しゃぶり、爪かみ、ハンカチ(タオル)しゃぶりなど赤ちゃんの頃から口に入れる習慣は唇や歯並び、発音に影響します。

この画像は長い間指しゃぶりをしてた子どもです。歯並びへの影響は、上の前歯が出っ歯になったり、上下の前歯がかみ合わなかったり、奥歯のかみ合わせが逆になったりします。

では、いつまでに止めると正常な歯並びになりますか?と、聞かれますが・・・一概に、指しゃぶりの継続年数もさることながら、どれくらいの力で吸っているかなど、個々に違いがあります。しかし、当院では3歳を過ぎてるようならばできるだけ積極的にやめることをすすめています。

どうしたら指しゃぶりを止めれますか?

①できるだけ、親子のコミュニケーションをとる時間を作る
②絵本の読み聞かせ「ゆびしゃぶりやめれるかな」(わかば出版)
③寝るときには手をつないで一緒にねる
④指人形をつけて、お願いごとをする
⑤一日、指しゃぶりをしなかった日はカレンダーにお気に入りのシールを貼る
⑥指しゃぶり防止マニュキア(かなり苦味がある)を爪にぬる

など、保護者の工夫で皆さん成功されています。

子どもが歯みがきを嫌がります・・・

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医院では、たびたびこのような質問を受けることがあります。しかし、3歳未満の子どもにとっては歯みがきの大切さを理解するのは難しいことです。なので、先ず嫌がる原因を探ってみましょう。

イヤがる原因ってなんだろう・・・

①子どもが眠い時や遊びに夢中な時に歯みがきをしていませんか?
②歯みがきの時に無理やり体を拘束したり、口を引っ張ったり、唾がたまって苦しい思いをしてませんか?
③歯みがきの力(圧)が強くないですか?
④唇の筋や舌の筋を歯ブラシで傷つけたりしていませんか?


保護者の方は、あまり神経質にならず、子どもとのコミュニケーションの一つとして、歯みがきの楽しさの概念を伝えていただきたいと思います。保護者の方がたのしく歯みがきをするなど。
なにごとも継続は力なりです。今日がダメでも、明日があるくらいの気持ちで取り組みましょう。

また、歯みがき以外にも日常から糖分コントロールやフッ化物塗布などでもむし歯の軽減につながります。

乳歯の生える時期・永久歯の映える時期の目安


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