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小学校高学年の歯

10~12歳

矯正Before~After(床矯正)・ゆがんだ前歯

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来院時 小3 (2011.11)

来院理由:他院で歯並びのことを相談したが、高額だったためセカンドオピニオンとして来院されました。前歯が90度ねじれているので、きれいに治したいとのこと。

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2012.06(小4)

床矯正の装置によって、歯と歯の間のスペースを拡大しつつ歯にとりつけた金属ボタンでねじれた歯を正しく向きをかえてゆきました。

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2013.02(小5)

床矯正装置で歯と歯のスペースができたので、形状記憶ワイヤーで綺麗に整えます

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2015.02(小6)

小学校卒業間際にキレイな歯並びになりました

 

 

 

矯正Before~After(床矯正)・前歯のすき間➕出っ歯

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来院時 2010.03(小4)

来院理由:上の前歯が出ている感じがします。口も閉じることができません。とのことでした。上の画像からは出っ歯なところは見えにくいですね。では、下の画像はどうでしょう・・・

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そもそも、上ばかりが目につきますが、原因は下顎が後退していることです。それに、下の前歯の中心がずれていましたので、矯正は下から始めました。上は2ヶ月遅れでスタートしました。

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矯正終了時 2017.07(高2)

歯列が治ってもいつまでも問題があるのは、舌の悪習癖でした。それを正さないと、前歯のすき間や以前のように歯が出てくる可能性もあります。

矯正は終了しましたが、舌癖については気をつけてもらいたいと思います。

矯正Before~After(床矯正)・前歯のすき間

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来院時 2009.04(小3)

来院理由:お友達からのご紹介から。前歯にすき間があり、乳歯が抜けたところ(水色↓)に永久歯が生えますか?

前歯のすき間も気になるところでしょうが、上顎C(水色↓)が抜けた場所に永久歯が生えるスペースが全くありません。それに、前歯の幅が女子の平均サイズ(8.2mm)よりも大きく前歯2本各9.0mmもあります。このままでは、歯が生えるスペースがないと八重歯になってしまうでしょう。

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問題点完了時 2016.01(高1)

通院開始時から矯正治療と同時に舌の悪習癖を治すように伝えてきました。舌を上顎裏にくっつけておくことのトレーニングをおろそかにすると、上下前歯の噛み合わせにすき間が出てきます。現在も歯のすき間から舌がチラチラ見えます。

歯列の問題点は治っても、舌の悪習癖で前歯の歯列不正が新たに発症する可能性がありますので気をつけてほしいと思います。

 

デンタルフロス

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デンタルフロスってなに?

歯と歯の間についた汚れや食べ残しを取るためのナイロン製の繊維を束ねた糸のこと。歯科医院専売のものからそうでないものまで、糸の細い=太いもの、リボンのように平たいもの=ねじれたもの、Waxありのもの=Waxなしのものなど、様々なものが販売されています。用途は適応によってかわってきます。また、ブリッジ用のフロスやワイヤー矯正用の特殊なフロスもあります。

デンタルフロスは何歳から使うの?

当院では小学校に入る前からフロスのお話をしています。まだ、乳歯列で歯と歯の隙間がしっかりあれば永久歯に交換してからでもよいでしょうが、最近では隙間のない乳歯列のお子様が多いので使用することをお勧めしています。
なので、幼稚園の乳歯列のお子様でも歯と歯の間に隙間が無ければ、必ずご使用をお勧めしています。

デンタルフロスの種類(Waxあり・Waxなし)とのちがいは?

通常は、歯と歯の間に簡単に滑らせることができるWaxありのものをお勧めしています。また、歯並びが凸凹デコボコの場合や、詰め物がいびつな形であったり、とがっていたり、研磨不良の場合などはフロスがほつれて切れやすいためにWaxありのものをお勧めしています。

しかし、歯並びに問題もなく詰め物などもない場合はWaxなしのものをお勧めしています。

ところで、Waxありのものと、ないものでの除去効果については、ある歯科衛生士学校の生徒さんに数種類のデンタルフロスを数日間使い分けてもらい、その後口腔清掃した結果差が無かったとなりました。

デンタルフロスを使用していないと、どうなるの?

デンタルフロスでの歯と歯の間の掃除を怠ると、隣り合わせの歯が2本とも虫歯になることがあります。
また、デンタルフロスを通していないと、歯茎に汚れがたまったままで歯肉炎になりやすくなります。
歯ブラシとは目的が違うので、小さいころからのデンタルフロス習慣をつけましょう。

 

 

矯正Before~After(床矯正)・ゆがんだ前歯

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上の前歯2本がハの字になって生えてます(水色枠)・・・気になります。とご来院されました。

見た感じ、前歯はとても大きく感じますね。サイズを測ってみると、平均値8.6mmよりも大きく
9.2mmもありました。そして、普段からお口もポカンと開いていますし、舌ヘキ(舌の悪習癖)もあります。

矯正を始めたころは小学校3年生でしたから、どんどん生え変わりも同時進行しながら、13才ではキレイに並びました。

歯はキレイに並び矯正は終了しまましたが、やはり舌ヘキが直りません。今後も、舌のトレーニングをしながらの経過観察は必要ですね。

矯正Before~After(床矯正)・凸凹デコボコ

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えっ!学校検診で上の前歯が1本足りませんよ(先天性欠損歯)と・・・

言われましたと、慌ててお子さんを連れてご来院されました。すぐにレントゲン撮影で診ると、まだ生えていない永久歯も含めて、全てそろっていました。

この問題が即座に解決されて、ホッとしたのもつかの間。次に保護者の方が思いもしてなかった歯が並ぶスペースが無いということが分かりました。
通常、男子児童の上の前歯の平均幅径は8.6mmですが、この児童は9.2mmもありました。

9才前から矯正をはじめて、現在では奥の永久歯の咬み合わせをみながらの経過観察中です。

 

矯正Before~After(床矯正)・前歯のすき間

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小学校2年生時に「歯が大きいようで、キレイに並びますか?」とご来院されました。
上下共に永久歯が並ぶスペースが足りないので、先ずは下の歯が並ぶスペースを確保します。それにより、上はバイオロジカル的に広がることを期待して、矯正がスタートしました。

10才で上下キレイに並びました。が・・・ここで、新たな問題が浮上

矯正による動的治療によってキレイなかみ合わせになりましたが、舌の悪い癖(舌ヘキ)により前歯のかみ合わせが浅くなりすき間が大きくなりました。何度も舌ヘキトレーニングでの改善を望みましたが、そのかいもなく11才では8才のときよりも明らかな開咬問題がでてきました。

最悪、このまま舌ヘキを直すことなく放置しておくと、前歯で物を嚙むことができないだけでなく、舌の力で上よりも下顎が前に突出して受け口にもなりかねません。年齢的にも下顎が成長する時期でもあり一時の猶予もない状態です。

新たにマウスピース矯正をスタート

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13才の終わりから、14才にかけての3か月で上顎が下にかぶさってきました。すると、もちろん気になるすき間もなくなってきました。

現在は。舌ヘキトレーニングと同時に経過観察中です。

軟らかいばかりの食べ物は歯並びに悪影響!

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虫歯が減る一方、歯並びの悪い児童が増加中

歯は、内側の舌と外側の唇や頬の筋力のバランスが取れた位置にはえる。バランスが崩れると、歯並びが悪くなることが多い。なので、『お口ポカン』の口呼吸をしている子供たちは見過ごせません。

縦にしかかめない子供たち

いつまでも、口をクチャクチャとしきりに動かしている割には口の中に食物が残っている幼稚園児。顎先の動きをみると、縦方向にしか動いていない。本来硬いものをかむ際にすりつぶすような左右の動きが見られないのです。このように、歯を単純に縦方向にしか動かすことを知らなければ、小学校高学年につれ歯並びが悪くなる可能性が高まります。

近年、歯並びの悪い子供は増加傾向と言われています。厚生労働省の歯科疾患実態調査を見ると、12~15歳で凸凹デコボコ状態(叢生・ソウセイ)の歯並びをしている割合は、2005年の35%から2011年では44%に増加しました。2017年現在では、まだ増え続けていることでしょう。

学童期がカギ

歯の位置がほぼ決まるのは乳歯から永久歯に生え変わる学童期。この時期にまさに歯を左右に動かすかみ方ができるか否かで、小学校6年生時には歯並びが改善されているか、ねじれて悪化するかに分かれる。
かむ際に歯を左右に動かす刺激こそが、下あごで内向きに生える奥歯を真っすぐな角度にかえていき、上あごの横幅の成長を促す。歯の並ぶスペースが広がり、永久歯に生え変わってもきちんと収まり正常な歯並びにつながります。

「昔よりあごが小さくなったから歯並びが悪い」と言われるが、縄文人も現代人も下あごの骨自体の大きさはかわらない。現代人の方が歯が内側に傾いているために歯列の周長が短くなっているのが原因と言われています。硬いものを食べるときの歯を左右に動かす機会が少なくなっていることが影響しているのです。

歯並びは決して見た目だけの問題ではありません。重なり合った歯の汚れから歯周病になれば、歯を喪失するリスクも高くなります。また残された歯の本数で認知症のリスクも変わります。幼児期、学童期にこそわが子の食べもの、食べ方の観察は大切な親の役目であるといえるでしょう。

参考資料:毎日新聞
     日大松戸歯学部矯正学(葛西教授)
     床矯正研究会主幹 鈴木設矢院長

 

矯正Before~After(床矯正)・八重歯+すき間

『八重歯が・・・真ん中の隙間が・・・気になります』と、来られた時はすでに10歳を迎えていた患者様です。
患者様にとっては、八重歯1本だけのことだし、真ん中の隙間もあるから、ちょっとのことで済むと思われていたでしょう。

このような歯並びになった原因は、やはり舌癖(舌の悪習癖)と永久歯が並ぶスペース不足でした。
すでに、上下前歯6本の生え変わりも完了していたので、1本も抜歯せずに床矯正治療をスタートするには遅いぐらいでした。

が、床矯正装置を毎日きっちりと真面目にされたので、歯を1本も抜くこともなくキレイに並び終了しました。

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矯正Before~After(床矯正)・すき間

7歳で初めて来院された時には、すでに上の前歯2本と下の前歯4本が永久歯に生え変わっていました。

当院での床矯正治療において、叢生の場合は上下の犬歯(真ん中から3番目・C)が生え変わるまでに永久歯の並ぶ側方と前方へのスペースが確保できればよいと考えています。

この場合はどうでしょうか?一見、きれいに並んでいるように見えますが・・・上の2番が生えてくるスペースが全く足りません。

床矯正治療を希望され、小学校卒業までにキレイに並びました。

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