ホーム>いいかおつくろうコラム>小学校高学年の歯

小学校高学年の歯

10~12歳

高学年?低学年?矯正、歯並び矯正はいつから?

小学生の歯並び、矯正の開始は早いほうが良い?

歯並び矯正を開始する時期、年齢のご相談は、とても多いご質問の一つです。
柳原歯科医院(奈良県香芝市)で歯列矯正(床矯正)を開始する患者さんの年齢の統計は下のグラフのようになります。
歯を抜かない、削らない治療をコンセプトにしています。

 

2020311124247.png

 

当医院にお越しの患者さんで歯並び矯正を開始する年齢が、
年々、歯列矯正の開始の平均年齢が低くなってきています。


2017年は10歳(小学校高学年) 
2018年は9歳(小学校低学年
2019年は7歳(小学校学年

 

歯科医としておすすめしたい矯正の開始時期

もちろん「あれっ?」と、お母さん、ご家族が思ったときが開始時期ですが、
6歳ごろを目安に最初の永久歯が出てきた頃に来院下さい。

抜歯矯正と違い、永久歯が生えそろう時期まで子をみて待っていてはいけません。
犬歯が生えてくるまでに前歯4本がきれいに並べば、歯並びはそんなに悪くなりません。

お子さんの歯並びが悪い場合、歯の生え変わりを待ち様子を見る方もいらっしゃいますが、
残念ながら、歯並びは自然によくなることはありません。

 

早い歯並び矯正で費用を安く、反抗期前に


早ければ早いほど早期に矯正が終了いたします。
歯が動きやすく生え変わり時期のため費用は安く歯並びが揃い、
お子さんの反抗期前に終わるため、反発して矯正器具をつけてくれないなどはあまり聞きません。

受け口の場合は4歳頃が目安です。
気になりはじめた方は、お早めのご相談ください。
早ければ早い方が治療は早く完了し、メリットがたくさんあります。

 

矯正のご相談はこちら

歯並びが気になる?
入学前検診で矯正を勧められたら?

専門サイトよりご相談ください。
https://www.shokyousei.jp/about.html

 

小学6年生で奥歯に虫歯ができると、50歳では・・・

小学6年生で奥歯に虫歯ができたら、50歳になるとその歯はなくなります。

最初は虫歯を削って、小さなつめものから始まります。

詰め物の間から虫歯になってしまい、大きく削って、また大きな詰め物になる繰り返しです。

歯は一旦削ると、どんどんその周りから侵襲して、また虫歯が大きくなり、

再治療の繰り返しになり、その歯は喪失すると言われています。

 

 

日常生活、生活習慣はなかなか変わりませんので、人の口の中の細菌は増えていくばかりです。

一旦虫歯と言われたら、予防を見直さないといけません。

 

 

柳原歯科医院

奈良県香芝市の歯科医院です。柳原歯科医院のコンセプトは、「削らない」「抜かない」「痛くない」です。

詳しくは

公式サイト https://www.yanagihara-dc.com/

床矯正サイト https://www.shokyousei.jp/

PMTCサイト https://www.pmtc.jp/

ホワイトニングサイト https://www.ha-shiroi.com/

入れ歯サイト https://www.ha-ireba.jp/

facebook  https://www.facebook.com/yanagihara.dc

instagram  https://www.instagram.com/melody_and_imomushi/

矯正Before~After(床矯正)・ゆがんだ前歯

201782819350.jpg

来院時 小3 (2011.11)

来院理由:他院で歯並びのことを相談したが、高額だったためセカンドオピニオンとして来院されました。前歯が90度ねじれているので、きれいに治したいとのこと。

201782819824.jpg

2012.06(小4)

床矯正の装置によって、歯と歯の間のスペースを拡大しつつ歯にとりつけた金属ボタンでねじれた歯を正しく向きをかえてゆきました。

2017828191054.jpg

2013.02(小5)

床矯正装置で歯と歯のスペースができたので、形状記憶ワイヤーで綺麗に整えます

201782819132.jpg

2015.02(小6)

小学校卒業間際にキレイな歯並びになりました

 

 

 

矯正Before~After(床矯正)・前歯のすき間➕出っ歯

2017822132732.jpg

来院時 2010.03(小4)

来院理由:上の前歯が出ている感じがします。口も閉じることができません。とのことでした。上の画像からは出っ歯なところは見えにくいですね。では、下の画像はどうでしょう・・・

2017822133136.jpg

そもそも、上ばかりが目につきますが、原因は下顎が後退していることです。それに、下の前歯の中心がずれていましたので、矯正は下から始めました。上は2ヶ月遅れでスタートしました。

2017822133854.jpg

矯正終了時 2017.07(高2)

歯列が治ってもいつまでも問題があるのは、舌の悪習癖でした。それを正さないと、前歯のすき間や以前のように歯が出てくる可能性もあります。

矯正は終了しましたが、舌癖については気をつけてもらいたいと思います。

矯正Before~After(床矯正)・前歯のすき間

201782013153.jpg

来院時 2009.04(小3)

来院理由:お友達からのご紹介から。前歯にすき間があり、乳歯が抜けたところ(水色↓)に永久歯が生えますか?

前歯のすき間も気になるところでしょうが、上顎C(水色↓)が抜けた場所に永久歯が生えるスペースが全くありません。それに、前歯の幅が女子の平均サイズ(8.2mm)よりも大きく前歯2本各9.0mmもあります。このままでは、歯が生えるスペースがないと八重歯になってしまうでしょう。

20178201329.jpg

問題点完了時 2016.01(高1)

通院開始時から矯正治療と同時に舌の悪習癖を治すように伝えてきました。舌を上顎裏にくっつけておくことのトレーニングをおろそかにすると、上下前歯の噛み合わせにすき間が出てきます。現在も歯のすき間から舌がチラチラ見えます。

歯列の問題点は治っても、舌の悪習癖で前歯の歯列不正が新たに発症する可能性がありますので気をつけてほしいと思います。

 

デンタルフロス

201732516852.jpg

デンタルフロスってなに?

歯と歯の間についた汚れや食べ残しを取るためのナイロン製の繊維を束ねた糸のこと。歯科医院専売のものからそうでないものまで、糸の細い=太いもの、リボンのように平たいもの=ねじれたもの、Waxありのもの=Waxなしのものなど、様々なものが販売されています。用途は適応によってかわってきます。また、ブリッジ用のフロスやワイヤー矯正用の特殊なフロスもあります。

デンタルフロスは何歳から使うの?

当院では小学校に入る前からフロスのお話をしています。まだ、乳歯列で歯と歯の隙間がしっかりあれば永久歯に交換してからでもよいでしょうが、最近では隙間のない乳歯列のお子様が多いので使用することをお勧めしています。
なので、幼稚園の乳歯列のお子様でも歯と歯の間に隙間が無ければ、必ずご使用をお勧めしています。

デンタルフロスの種類(Waxあり・Waxなし)とのちがいは?

通常は、歯と歯の間に簡単に滑らせることができるWaxありのものをお勧めしています。また、歯並びが凸凹デコボコの場合や、詰め物がいびつな形であったり、とがっていたり、研磨不良の場合などはフロスがほつれて切れやすいためにWaxありのものをお勧めしています。

しかし、歯並びに問題もなく詰め物などもない場合はWaxなしのものをお勧めしています。

ところで、Waxありのものと、ないものでの除去効果については、ある歯科衛生士学校の生徒さんに数種類のデンタルフロスを数日間使い分けてもらい、その後口腔清掃した結果差が無かったとなりました。

デンタルフロスを使用していないと、どうなるの?

デンタルフロスでの歯と歯の間の掃除を怠ると、隣り合わせの歯が2本とも虫歯になることがあります。
また、デンタルフロスを通していないと、歯茎に汚れがたまったままで歯肉炎になりやすくなります。
歯ブラシとは目的が違うので、小さいころからのデンタルフロス習慣をつけましょう。

 

 

矯正Before~After(床矯正)・ゆがんだ前歯

20173119295.jpg

上の前歯2本がハの字になって生えてます(水色枠)・・・気になります。とご来院されました。

見た感じ、前歯はとても大きく感じますね。サイズを測ってみると、平均値8.6mmよりも大きく
9.2mmもありました。そして、普段からお口もポカンと開いていますし、舌ヘキ(舌の悪習癖)もあります。

矯正を始めたころは小学校3年生でしたから、どんどん生え変わりも同時進行しながら、13才ではキレイに並びました。

歯はキレイに並び矯正は終了しまましたが、やはり舌ヘキが直りません。今後も、舌のトレーニングをしながらの経過観察は必要ですね。

矯正Before~After(床矯正)・凸凹デコボコ

2017218113459.jpg

えっ!学校検診で上の前歯が1本足りませんよ(先天性欠損歯)と・・・

言われましたと、慌ててお子さんを連れてご来院されました。すぐにレントゲン撮影で診ると、まだ生えていない永久歯も含めて、全てそろっていました。

この問題が即座に解決されて、ホッとしたのもつかの間。次に保護者の方が思いもしてなかった歯が並ぶスペースが無いということが分かりました。
通常、男子児童の上の前歯の平均幅径は8.6mmですが、この児童は9.2mmもありました。

9才前から矯正をはじめて、現在では奥の永久歯の咬み合わせをみながらの経過観察中です。

 

矯正Before~After(床矯正)・前歯のすき間

2017218105849.jpg

小学校2年生時に「歯が大きいようで、キレイに並びますか?」とご来院されました。
上下共に永久歯が並ぶスペースが足りないので、先ずは下の歯が並ぶスペースを確保します。それにより、上はバイオロジカル的に広がることを期待して、矯正がスタートしました。

10才で上下キレイに並びました。が・・・ここで、新たな問題が浮上

矯正による動的治療によってキレイなかみ合わせになりましたが、舌の悪い癖(舌ヘキ)により前歯のかみ合わせが浅くなりすき間が大きくなりました。何度も舌ヘキトレーニングでの改善を望みましたが、そのかいもなく11才では8才のときよりも明らかな開咬問題がでてきました。

最悪、このまま舌ヘキを直すことなく放置しておくと、前歯で物を嚙むことができないだけでなく、舌の力で上よりも下顎が前に突出して受け口にもなりかねません。年齢的にも下顎が成長する時期でもあり一時の猶予もない状態です。

新たにマウスピース矯正をスタート

2017218112837.jpg

13才の終わりから、14才にかけての3か月で上顎が下にかぶさってきました。すると、もちろん気になるすき間もなくなってきました。

現在は。舌ヘキトレーニングと同時に経過観察中です。

軟らかいばかりの食べ物は歯並びに悪影響!

2017211165423.jpg

虫歯が減る一方、歯並びの悪い児童が増加中

歯は、内側の舌と外側の唇や頬の筋力のバランスが取れた位置にはえる。バランスが崩れると、歯並びが悪くなることが多い。なので、『お口ポカン』の口呼吸をしている子供たちは見過ごせません。

縦にしかかめない子供たち

いつまでも、口をクチャクチャとしきりに動かしている割には口の中に食物が残っている幼稚園児。顎先の動きをみると、縦方向にしか動いていない。本来硬いものをかむ際にすりつぶすような左右の動きが見られないのです。このように、歯を単純に縦方向にしか動かすことを知らなければ、小学校高学年につれ歯並びが悪くなる可能性が高まります。

近年、歯並びの悪い子供は増加傾向と言われています。厚生労働省の歯科疾患実態調査を見ると、12~15歳で凸凹デコボコ状態(叢生・ソウセイ)の歯並びをしている割合は、2005年の35%から2011年では44%に増加しました。2017年現在では、まだ増え続けていることでしょう。

学童期がカギ

歯の位置がほぼ決まるのは乳歯から永久歯に生え変わる学童期。この時期にまさに歯を左右に動かすかみ方ができるか否かで、小学校6年生時には歯並びが改善されているか、ねじれて悪化するかに分かれる。
かむ際に歯を左右に動かす刺激こそが、下あごで内向きに生える奥歯を真っすぐな角度にかえていき、上あごの横幅の成長を促す。歯の並ぶスペースが広がり、永久歯に生え変わってもきちんと収まり正常な歯並びにつながります。

「昔よりあごが小さくなったから歯並びが悪い」と言われるが、縄文人も現代人も下あごの骨自体の大きさはかわらない。現代人の方が歯が内側に傾いているために歯列の周長が短くなっているのが原因と言われています。硬いものを食べるときの歯を左右に動かす機会が少なくなっていることが影響しているのです。

歯並びは決して見た目だけの問題ではありません。重なり合った歯の汚れから歯周病になれば、歯を喪失するリスクも高くなります。また残された歯の本数で認知症のリスクも変わります。幼児期、学童期にこそわが子の食べもの、食べ方の観察は大切な親の役目であるといえるでしょう。

参考資料:毎日新聞
     日大松戸歯学部矯正学(葛西教授)
     床矯正研究会主幹 鈴木設矢院長